日常の一杯で、未来の身体を整える。 伝統と進化が共存する「黒姫和漢薬研究所」のものづくり

2026.05.28

長野県信濃町、黒姫山の麓に位置する「黒姫和漢薬研究所」。
1948年の創業以来、大自然の恵みを活かした「えんめい茶」などの和漢健康茶を展開し、野草の知恵を通じて、心身を整える「日々の養生」を提案し続けています。

今回は、社長の狩野さんに、和漢茶製造の工場を案内していただきながら、さまざまなお話をお伺いしました。

長きにわたって人々のライフスタイルに寄り添う、和漢の知恵と多彩なプロダクト

 

黒姫和漢薬研究所では、代表的な「えんめい茶」をはじめ、厳選した野草や和漢植物をブレンドした健康茶を幅広く展開しています。

近年では、現代人のライフスタイルに合わせたハーブティーやチャイ、素材の力を凝縮したエキス、さらには健康志向の食品やクリームまで、多岐にわたる商品を製造し、日常のあらゆるシーンに寄り添いながら、心と身体の健康を手助けする事業を展開されています。

えんめい茶

日本国内でも近年では、コロナ禍を経て、自分自身の免疫力や体調を自分で整えるセルフメディケーションの意識の高まりや、デトックス、温活、眠活など、特定の悩みに対して「自然なもので対策したい」というニーズが増加しています。

信州あおぞらみーるのサイト内でも「人はたべたものでできている」ということをお伝えしてきましたが、日々口にするものを通じて、身体の調子を整えていくという根本にある考え方に、深くうなずかされるものがあります。

同社の創業は1947年。第2次世界大戦後に黒姫高原へ入植した創業者の狩野誠氏が「日々口にするお茶のようなもので、日本国民の健康を維持していくことができれば…」と、地元のクマ笹やえんめい草を原料とする「えんめい茶」を開発しました。

まだ健康茶の概念もなかった時代、当初は観光土産店での販売が中心でしたが、健康志向の高まりを背景に、全国の百貨店の健康食品売り場などへ展開され、全国に広がっていきます。

苦くてクセがあって飲みにくいイメージのある和漢茶ですが、「えんめい茶」はクセがなく、小さな子どもからご年配の方まで美味しくいただけて、ノンカフェインで麦茶のように香ばしく、毎日楽しめるところが魅力の一つです。味や製法にこだわり、残留農薬検査、放射能検査も行っています。

 

えんめい茶
発売当初の貴重な「えんめい茶」が残されていました。
えんめい茶
朽ちることなく、綺麗なまま残っていることにも驚き!
狩野土社長
ご案内いただいた 狩野 土社長

 
「当社のお茶の材料は、数年前より国産原料化を進め、海外でしか採取されない和漢草やハーブ以外は国内での調達を進めています。採取地や採取農家の減少、物価高騰という社会情勢はありますが、良いものをお届けしたいというのが一番の思いです。また、えんめい茶を焙煎・製造している工場がある黒姫高原の水や空気、その土地のエネルギーなど、複雑に絡み合った要素が、製品自体のエネルギーも高めてくれるように思いますので、ここでしか作ることのできないお茶なんです」と狩野社長。

工場内には、原料の保管・焙煎・加工・包装の各工程を行う施設があり、植物の気を感じながら原料の成分を十分に引き出しています。

「加工の工程で原料の美味しさを最大限に引き出すことはもちろんですが、原料を育てる人、工場で製品を作る社員がイライラしてものづくりに向かえば、結果として製品の味も良くないと思っています。幸せに働ける場所づくりも私たちの仕事のひとつです」と狩野社長は話します。

黒姫高原の工場では、えんめい茶だけでなく、ドクダミ茶、杜仲茶、ヨモギ茶などOEM商品も含めると400種類程度の製品を作っているそう。良い製品であることが、多くの方やOEM発注元の企業に支持されている理由なのでしょう。

 

工場内の様子
工場の様子

「水」と「月の光」で製品のエネルギーをさらに高める

 
原材料のほかにも、製品づくりには多くの信念を感じさせてくれる同社ですが、工場見学の途中で教えていただいたのが「水」と「光」へのこだわり。

もともと黒姫山麓は水に恵まれた土地で、火山岩層で長い年月かけてろ過されてきた雪解け水は、雑味のないまろやかな軟水として有名ですが、同社の工場内で使われる水は、ただの水ではありません。
狩野社長は黒姫山麓の地下水を特殊なセラミックスを入れたタンクを通して浄化活性化させる装置を設置。黒姫山麓の豊かな水の力をいっそう引き出す装置だといいます。

そして、もう一つのこだわりは「光」。原料の山野草のエネルギーをさらに高めるため、LED電球で月の光を人工的に再現し原料に照射する「ムーンライトセラピールーム」(薬草機能化室)を作りました。室内にはクラシック音楽が流れ、微風も出ています。月の光は内面の質を高めると言われるそうで、原料は一定期間この部屋で保管された後、製品化されています。

原料が持つエネルギーを、最大限に引き出してお客様にお届けしたいという想いが感じられます。

見学のために、ムーンライトセラピールームに入らせていただいた私たちも「あれ?なんとなく体の調子が良いような…」そんな不思議な体験をさせていただきました。

こだわりの光

農作物栽培の世界では、まだまだ農薬や保存料の問題も山積しています。自分たちの身体を作っているのは、日々私たちが食べているもの。
お茶であっても侮ることなかれ。毎日口にするものだからこそ、体調を整え、心安らかに過ごすための一助となる商品を選んでいきたいですね。
 
食と健康のつながりについて、より専門的な視点から知りたい方は、本サイトを運営するたかはしクリニックの情報もあわせてご覧ください

 

□ 商品ラインナップ

・えんめい茶
・三七人参花エキス湯
・玄米珈琲
・野草茶房
・えんめい茶αシリーズ
・キャッツクロー製品
・Cafe de kampohシリーズ
・ほんのり甘い和紅茶 ほか

店舗外観

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