美味しさがファンを呼ぶ…「タレとごはん」

2025.04.04

店頭に並べられた色彩豊かなお惣菜。素材にこだわり、発酵食品や安曇野産の食材を中心に自然の恵みがギュッと詰め込まれた調味料。保存料・添加物・白砂糖不使用にこだわり、すべてお一人で製造されています。
店舗を持たず加工所でタレの製造・お弁当やお惣菜の製造を行い、お弁当やお惣菜を販売する「あづみ野タレ研究所」さんを取材しました。

地元産の安心の食材を使って作る一期一会のお惣菜

 
「あづみ野タレ研究所」=タレ研さんの加工所があるのは、安曇野市の南西部にある三郷地区。
北アルプスの麓にあり、周りにはリンゴ畑が広がるのどかな地域です。

 
タレ研さんのコンセプトは「タレとごはん」。

一から手づくりする本格肉饅頭や菜食白ごま坦々麺、彩り豊かなお弁当、ラー油やポン酢といった特製調味料などバラエティ豊か。
標高800メートルの山中で育つ安曇野放牧豚や、無農薬・無施肥で栽培する近所の農家の野菜など、地元産の安心の食材を使って作るお弁当やお惣菜はどれもカラフルでとてもおいしそう!

地域の生産者さんとつながりながら、素材を生かした料理には、とてもファンが多いのです。

商品写真
商品写真
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廃棄されるリンゴや玉ねぎがもったいない!

 
原田さんがタレ作りを始めたきっかけは、家の食卓や菜食担々麺出店で使用するラー油を作ったこと。

安曇野市に移住してから、商品にならないリンゴや玉ねぎが廃棄されていることを知り、「もったいない!」と感じてタレの材料として使うことにしたそうです。
ラー油から始まり、その後は麹ベースの調味料やポン酢など、商品が増えました。

また、友人から頼まれてお惣菜を作るうちにそれが好評になり、保健所の営業許可を取って活動を始めました。
定期的に安曇野市内にある長野県立こども病院にも出店していて、職員や患者さんのご家族が、原田さんの作るおいしいお弁当を楽しみに待っています。

商品写真
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いつでも手に入る食材で美味しいごはんを。

 
不定期で開催している料理教室では、親子を対象に肉まん作りや調味料作りの教室も行い、食育にも取り組んでいます。
大人向けにも、お惣菜や肉饅頭づくりの教室やビーガンキムチづくりの体験教室を開催したりしていて、どこにでもある食材でもひと手間かけることでおいしいものが作れることを、毎回教えてくださいます。

イベントの様子
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また、県内外のカフェやお店の間借り営業や、イベント出店をしたり、お客さんからお弁当やおそうざいの注文を受けられたりしていて、近隣だけでなく、全国にそのファンが多いのも特徴のひとつ。

「お子さんがいる家族から注文があった場合は、あえて香りや食感にサプライズを入れるようにしています。『何これ!』と驚かせるのが好きなんです(笑)」とまさえさんは話してくれました。

 

□ 商品ラインナップ

・お弁当
・お惣菜
・グルメソース
・醤油糀ポン酢
・塩トマトポン酢
・とっ辛塩糀
・特濃辣油 他

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