からだがよろこぶ品揃え。農家が営むカフェ&雑貨店
2025.04.26
今回訪れたのは、高山村にあるカフェ&雑貨店「かめはら」さん。
からだに優しく、からだがよろこぶモノが揃っているお店です。
自家栽培の果実でつくるドライフルーツ
高山村の住宅街にある「かめはら」さんは、地元の野菜・果物や添加物の入っていない調味料や加工品など、おいしくて体がよろこぶような商品を数多く扱う名店。素朴なお店ですが、いいものがズラリと並んでいる…そんな印象のお店です。
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私は、かめはらさんのドライフルーツが大好きで、いつもまとめ買いをしていますが、”かめはらファン”は、北信地域に住む方にとどまらず、ここにしかないものを求めて、いろいろなところからお客さんが訪ねて来ていらっしゃいます。
「ドライフルーツが売れるようになったのは最近のことで、長年かけて認知されるようになって、お店までわざわざ買いに来てくれる人が増えました」と話すのは、店主の増田ちなさん。
農業をしたくて20年前に夫婦で長野県に移住され、農業をできる環境を求めて高山村にたどり着いたそうです。
ドライフルーツの原料となる果物は、そのほとんどをご夫妻で栽培されていますが、一部は仕入れているものもあるそう。
ご主人の地元である神奈川からは無農薬栽培のミカンを取り寄せて加工しています。



お客様の声からより美味しくて安全なものを目指すように・・・
販売に併設されたカフェスペースでは、コーヒーやホットサンドなどが楽しめるのも魅力。
最初は山田温泉で営業されていましたが、いまの場所に5、6年くらい前に移転。
扱う商品も初めからこだわっていたわけではなく、このお店を利用してくれる人たちから影響を受けて、からだに優しいものを置くようになったのだそうです。
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「果物は減農薬、除草剤不使用で育てています。それ以外に栽培方法にこだわりがあるかというとそうでもなく…。それでもうちの農園で取れたものを食べた人が、他とは味が違うと言ってくれて。慣行栽培で作られたものと食べ比べてみると、たしかに味と香りが違うなと。それからは栽培方法にこだわりを持って作っています」と、ちなさん。
自然栽培の果物の味は格別なので、ぜひ皆さまにも身体がよろこぶ感覚を味わっていただけたらと思います。


移住してきたばかりの頃は苦労もありましたか?
こちらに来てから子どもが生まれたので、小さい頃は背負いながら畑仕事をしていました。
周りはとってもいい人ばかりで、苦労はありませんでした。家に帰ると、玄関に野菜が積まれていたりして、かわいがってもらいました。
だんだんと移住者が増えてきて、中にはトラブルもあると聞きますが、私たちはとても恵まれていると感じます。本当にいいところに来たなと思っています。
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長野県に移住して20年、地域に根付いて農業とお店を営んでいるのは、お二人の人柄ゆえだと思います。
お話を聞いていると、たくさんのご゚縁をきっかけに、いろいろな人と必然的につながっていることがわかります。
健康に毎日を過ごすのは、とても素敵で重要なこと。
こんな人と人とのご縁を大切にしていきたいですね。
□ 商品ラインナップ
・ドライフルーツ
・ジュース
・ジャム など
・通信販売で購入ができます。【ちな農園 通信販売はこちら】
