ソルガム食べ比べの会を開催しました

2021.03.12

1月上旬、長野市の工房・てまひま周辺は薄っすらと雪化粧しました。この日、「信州産ソルガム普及促進協会・AKEBONO株式会社」(信州産ソルガム / アレルゲンフリー・グルテンフリー 信州産ソルガム普及促進協会/長野市 (sorghum-nagano.com))の早川さんをお招きし、信州あおぞらみーる商品にも活用している「信州産ソルガム」の食べ比べの会を開催しました。

素材そのものを活かしたシンプルな調理方法でお作りしました。
工房入口で出迎えてくれる子豚さん。寒さが和らぎます。

ソルガムにはうるち種ともち種があり、色もホワイト、ブラウン、ブラックと様々な種類があります。早川さんの会社では、うるち種のブラウンソルガムとホワイトソルガムを扱っています。

◎ブラウンソルガム粒の食べ比べ

まず、同じうるち種のブラウンソルガム粒で、長野県の北信地域で採れた紫色の濃いもの(写真:右)と、東信地域で採れたオレンジ色に近いソルガム(写真:左)を炊いて食べ比べてみました。同じブラウン種の中でも左の方がより味が濃く、しっかりとした食感と風味が感じられ、右は味も淡白でお料理をした時に他の素材の味とも馴染みやすいのではという意見が出ました。

◎ホワイト&ブラウンソルガム粉の食べ比べ

左:ホワイトソルガム 右:ブラウンソルガム

左:ブラウンソルガム 右:ホワイトソルガム

次に、商品化されているうるち種のホワイトソルガム粉と、これから発売されるうるち種のブラウンソルガム粉(赤ソルガム粉)を使い、信州あおぞらみーるの商品にある「玄米ソルガムブレッド」と「プロテインクッキー」を作り、ホワイトソルガム粉とブラウンソルガム粉でどのように違いがでるのか食べ比べてみました。

プロテインクッキーの方もホワイトソルガム粉の方はサクッと軽い口当たりで上品な味わいになり、ブラウンソルガム粉の方はザクザクした食べ応えのある食感で味わいがあり、ソルガムの種類でこんなにも違いが出るものなのかと驚きました。

他にもソルガムの配合を変えたクッキーなど実際に食べ比べをしてみたことで、どの商品にもそれぞれの特色や良さがあることを改めて認識することができました。
信州あおぞらみーるではソルガムを使ったお菓子を提供していますが、よりそれぞれの素材の特徴を活かした商品を作っていきたいと思いました。

そもそもソルガムとは何?どのようにお料理に活用できるのかな?という方はぜひ信州産ソルガムのHPをご覧くださいね。こちらのレシピ(Recipel信州産ソルガム (https://www.sorghum-nagano.com/recipes))も参考にしてみてください。

食べ比べの会ではお茶請けとして、作り手の友香さんが持参した自家製のチョロギの酢漬け・花梨のコンポート・干し柿もいただきました。ご両親の手作りとのことで、愛情を感じる優しい味わいでとても美味しかったです。友香さんのお母さまはいろいろな季節の保存食をまめに作られており、夏には畑で採れた真っ赤に熟したトマトに、ハーブやスパイスを入れたトマトケチャップをいただきました。素材の旨みがギュッと詰まっていて病みつきになる美味しさでした。

信州あおぞらみーるも自然素材を使い、人の温かみが伝わる手作りのお菓子をお届け致します。

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