日本酒のマナー
2019.12.19
知っておきたい!日本酒のマナー
お酒を楽しむとき、マナーも知っておくと大人のたしなみ方ができますよね。
“美しい”酒の注ぎ方・受け方を知っていますか?
この作法を知っておくと、いざというときに役に立ちますよ。
注ぎ手
相手に酒をすすめる目安は、相手の酒が杯の3分の1以下になってから。相手が飲んでいる最中や、酒が十分に入っているうちはすすめないのがマナー。女性が注ぐときや相手が目上の場合は、徳利を右手でもち、右側にいる人に手首を返して注ごうとすると、右手の甲が下向きになります。この注ぎ方は「逆さ注ぎ」という無作法になるので注意。
受け手
酒を勧められたら、杯に残っている酒をひと口飲んでから杯を差し出します(飲み干す必要はない)。女性が受けるときや相手が目上の場合は、片手で杯を軽く持ち、もう片方の手の指先を杯のそこに添えます。注いでもらったらすぐ卓上の杯を置かず、その場でひと口飲むのがマナー。相手の杯が空いていたら、返礼のお酌をしましょう。
マナー違反例
覗き徳利:徳利の中をのぞいて、酒が残っているかどうかを確認すること
併せ徳利:少しずつ残っているお酒を集め、1本の徳利にまとめると、温度や味に影響します
杯いっぱいに酒を注ぐ:相手へのサービスのつもりでなみなみと酒を注ぐこと
振り徳利:徳利を振って中身が残っているかどうかを確認すること。熱燗の場合中身が冷えてしまいます
卓上の杯に勝手の注ぐ:相手の酒をすすめるときは必ず声をけるのがマナーです
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