2024.08.14
長野県の若い蔵人を支援するための、ふるさと納税についてのお知らせです。
長野県直営のふるさと納税受付サイト「ガチなが」では、返礼品の提供を前提としない「ガチ(本気)」の支援事業を展開。
現在、支援金を受け付けているのは、県内の若い蔵人の醸造技術向上を図るための「信州日本酒全国No.1プロジェクト事業」です。
背景には、日本酒の長期的な需要低迷があり、県内の出荷量はピーク時(1973年)の5分の1にまで減少。
消費を増やすためには全国新酒鑑評会などでのトップクラスの成績が必要で、そのためには、若手蔵人の技術の習得や向上に向けた取り組みが必要とのこと。
寄付の使い道は、次の3つ。
・日本酒醸造の専門家による醸造技術向上のための研修の開催
・県外の杜氏を招聘した純米酒醸造技術強化のための研修の開催
・県内出品酒の成分分析を拡充し、酒蔵へフィードバック
支援金の受付は、2024年7月4日から2025年3月31日まで。
目標金額は200万円で、8月14日現在では、628,000円が集まっています。
寄付金額は、1,000円、5,000円、10,000円の3つの設定。
5,000円以上の寄付で、長野県工業技術総合センターで開催する「長野県の日本酒の魅力を発信するセミナー」に招待。
セミナーでは若手蔵人が醸した日本酒を試飲できるそうです。
詳細については、こちらから
ふるさと納税受付サイト「ガチなが」
OSAKE編集部コメント
長野県の酒蔵数は約80蔵と全国2位。
大切な酒蔵を維持していくためには、若い蔵人の活躍が必要ですね。
「これからも長野県のおいしいお酒を楽しみたい」という方は、
ぜひ応援してはいかがでしょうか?
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