2025.06.16
長野県松川村の「甍(いらか)酒蔵」の新商品が、6月5日から発売されました。
全国の特約店で販売されているのは、新シリーズ「甍金」の3銘柄、「鉾(ほこ)」、「環(たまき)」、「礎(いしずえ)」。
1665年創業の同酒蔵は、硬度10未満の軟水の湧き出る北アルプスの麓で、土地の風土を生かした酒を醸造。
「金」シリーズの3銘柄は、江戸時代の禅僧・仙厓義梵(せんがいぎぼん)の「万象は一なるものに帰する」という言葉からインスピレーションを受けたものだそうです。
いずれも一つのタンクで醸造され、異なる特徴を持つ層から3タイプの酒に汲み分けられています。
・甍金 鉾(ほこ)
“駆け抜ける透明な風に色をつける描かれた太陽の様な荘厳な眩しさ。和梨の様なみずみずしさ。ベリーの様な甘やかで伸びやかな酸味とほのかな苦味。和のハーブの様な複雑さを伴った清涼感”(甍酒造プレスリリースから一部抜粋)
・甍金 環(たまき)
“乾いた身体に沁み込む水の様に、溶け込む様な一体感。綿菓子の様な米の甘さ。バランスをとる和の柑橘の様な酸味。緻密に重なり合う柔らかな旨み”(甍酒造プレスリリースから一部抜粋)
・甍金 礎(いしずえ)
“丸ごとほおばった白葡萄の様に心地よい苦味と香りの鮮烈さ。溢れ出す味わいは対象的にクリーミーで濃密な米、穀物の滋味深い旨み”(甍酒造プレスリリースから一部抜粋)
■商品詳細
・アルコール分:15%
・内容量:720ml
・価 格:11,000円
・販売店:甍酒造の特約店
甍酒造公式ページ
OSAKE編集部コメント
OSAKEニュースでお知らせした「酒Trap vol.9」にも出品した甍酒造。
新シリーズは、杜氏の哲学が感じられるお酒です。
同じタンクで層によってどんな特徴があるのか気になりますね。
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